そんなわけでサクッと感想を
昨日書いたように、読んだので感想を。
V.Kさんのアルバム聴きながらだと楽しめるねぇ。
えぇっと・・・そうですねぇ・・・アマゾンの一番低くって文章の長いレビューはおおむね事実って言うか・・・。
確かにゲーム本編及びvita版のみに収録されているアフターストーリーをノベライズ化されてる話ですが、大体前ページの半分くらいがそれで、あとはオリジナルストーリーですね。
正確にはゲーム本編とアフターストーリーの間に挟まれた壮大な閑話ないし、行間の物語。
謎の存在「DEEMO」が住まうお城に落ちてきた「少女」、そして「仮面の女の子」・・・。
この三人にして二人がどうしてこうなったのか。
そして・・・Hans、Alice・・・そう小説で表記されてる二人の兄妹がどういう絆を育んでいたのか、彼らの親がどういう人物で、どういう人生を送って、どういう出会いを果たし、結婚して、長い時間を経て二人が生まれて、彼らがどれだけ愛されて愛されて・・・・その家族と共に在った「とある女性」がどれだけ救われたのか・・・。
そういうのが分かるお話で、オリジナルストーリー(゚⊿゚)イラネとか言ってる人もいるでしょうが・・・ぶっちゃけなんだかんだで原作自体、ストーリーが非常に短い時点でノベライズになった話を聞けばページ数の都合上オリジナル要素満載になるくらい察しry
とにもかくも、どこか寂しく、とても温かな気持ちになって・・・それでも唐突にやって来て、二人から未来を奪い取るカタチになった残酷なまでの悲しいお別れ。
その事実すべてを思い出した「少女」が最後に突きつけられる形となった「ある選択」
二つの選択、表と裏、それぞれが描かれてて、表は明るいのにとても寂しく、裏は歓喜に満ち溢れるはずだったのにとてもとても冷たい話になってます。
ぶっちゃけ、オリジナルストーリーの要素関係なく、『Deemo』をプレイしたのであるのなら読む価値はかなりあるとは思うんですがねぇ;
やはり本編部分の短さが気に入らない人がいるのか・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・さっきも書いたけど、本編の短さもあるけど、心の声が分かるのって「少女」だけで、「仮面の女の子」は描いたら完全に終盤のネタバレ、「DEEMO」も描いたらryになるわけで;
どうしたってこうなっちゃうのはしょうがないかと;
悲しくとも数多の・・・「さよなら」すら言えない、言えなかったお別れ、その先に・・・選ぶことを望めば確かに存在する未来・・・。
『Deemo』の物語を見届けた人であるのなら一回は読んでほしい作品です。
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