漫画版『英雄伝説 空の軌跡SC』 vol.15

 考えたら今回で15話・・・まだ15話なんだよね・・・。
 なんか2年以上連載してるような感覚なんですがw

 とりあえず本題に行きますかー




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 歴史に記されることのない対談にして論争。




 前回のシェラ姐&アネラスサイドストーリーから、再びエステルサイドへと戻って、場所はリベール王国が王都《グランセル》に到着したところ。

 メンバーは武器の修繕+仕事で《ツァイス》に居残りしているアガット以外の面々。
 エステル、ティータ、オリビエ、ジンさんの4人。

 とりあえず空港から街へ入っても不穏な空気は感じられないし、前回の武術大会の際に優勝したいにも関わらずミュラーさんの介入によって商品に当たる王城の晩餐会へ出席できなかった悲劇を体験したオリビエにとっても王都は平和そのものな模様w

 そのオリビエとジンさんは、その時の分も含めてこれから王都の居酒屋で飲もうとしてて・・・エステルには止められはしたけど、本当にこの二人ってオンオフの切り替えがしっかりしてるのも含めて気が合う仲間だなーって思いますね。

 本当なら帝国人のオリビエと、共和国人のジンさんは、国家の関係上、相容れぬ関係にもなりえたのですが、ティータも言うように、何気に国際色華やかな面々を見ても、そういう国家問題なんて嘘って気持ちになりますよね。

 逆にいえば国家という壁にして掲げる方針が相手を知る機会を削ってるわけで・・・。
 軌跡シリーズで言うならクロスベルがそうでしょうね。

 帝国の国民にしろ、共和国の民にしろ、多くがクロスベルの領有問題からしか『クロスベルの存在』を考えず、同時に多くが、そこの住まう人々が、その領有問題によって厳しい立場に晒されているかが気付かない。

 そういう話をしてた時、ふと街のほうからなんと先に王都に入っていたクローゼが!

 さすがに前回の戦いのせいで鼻絆創膏してるエステにルは気づいたけど、エステルはクローゼにそんな心配かけたくないとばかりに速攻でべりぃ!とはがしちゃいました。
 よー一撃かつ速攻ではがせられますねぇ・・・。

 クローゼはどうやらエステルたちを出迎えに・・・来たわけではないようで、エステルたちの後方から来た面々・・・《ツァイス中央工房》のグスタフ整備長や、普段工房地下でお仕事してるフェイさんたちを出迎えに来たようす。

 グスタフ整備長たちは王国に納品するものがあったようで、それがフェイさんがトラクターで運んでいる導力炉《XG-02》という高速飛空挺《アルセイユ》に搭載する新型エンジンのサンプル・・・だそうで、サンプルとはいえ初めて見るティータは興奮しまくりw
 なんか普段とキャラが・・・w

 《XG-02》・・・・《ツァイスグレード2号》・・・の略かな?w

 アルセイユは《レイストン要塞》で換装行い、残りの贈答品用のを今こうして運んできてるそうで、クローゼはそんな彼らに対してお礼を一言。
 多分、グスタフ整備長もフェイさんも出迎えに現れたクローゼを王城で働いててアルセイユにもなんでか詳しい良家の子女くらいとは思ってたんでしょうが、そこのところ聞いて・・・一瞬だけ顔を曇らせて少しだけ間をおいたクローゼが『クローディア』としての名前を名乗って、名乗って、王家の者としてのお礼したいといって・・・。

 そこでクローゼの正体を整備長たちは知ったわけですが、当然びっくらこいて、口調も含めてかしこまり状態へと。
 
 クローゼの表情・・・うーん・・・完全にファルコムさんとは無縁の他作品の話になっちゃいますが・・・某デルフィニアの王様・・・母親の身分が低すぎて生まれてすぐに家臣の伯爵家に密かに預けられて、後に実父の王様が亡くなって、ついでに嫡流の王子王女が事故死だの権力争いのとばっちりで全滅して、結果王位を継ぐのはやや遠縁の若公爵になるのが決まりかけた時に初めて養父の伯爵から自分の出自知って、すったもんだ挙句の果てに王位をその人が継ぐことになったんですが・・・(ちなみにその後イチャモンつけられた挙句内乱勃発しました)

 その人いわく、自分の出自を知ったり王様になった結果、今まで軽ーーい態度で接してくれてた知人友人養父揃いも揃って敬語で接するようになったって、後の王妃になる人にグチグチ嘆いてましたねぇ・・・。

 あ、その本来王位を継ぐ予定だった若公爵な騎士団長とは従兄弟関係でもあるので仲良いですwついでに数年行方知らずでひょんなことから再会した幼馴染とはプライベートな時はタメ口で接してくれてますw
 ついでに言うとその王様、基本気さくっていうか・・・でっかいヒグマみたいな人(王妃曰く『駄熊』、元海賊の親分曰く『ぬらりひょんの化けもん』。普段はもふっとしてるけど怒る時はめっちゃ怖い)で・・・ユーゲント帝(現エレボニア皇帝ね)とは気が合うかもな方ですよw

 まあ話がどこへいってるよ?な感じの紹介でしたが・・・多分、この時のクローゼの憂いの表情の意味は、あの王様が愚痴ってたことに近いんでしょうねぇ・・・。

 王族としての責務。

 守りたい国民と同じ目線で接したい、でも王族としての責任と与えられた名前がそれを許さない。
 そして名乗れば目線を合わせたくとも国民たちがそれを嫌がる。
 
 重いですね。そういうの。
 エレボニアの皇女みたいに清濁併せ持つように、皇女としての自分も、ただのアルフィンとしての自分も完全に混ぜて背負って進めるように民に接することができればいいのですが、クローゼというかリベール王家の事情や先の内乱も相まって中々そこまでに至れないというべきか。

 ほんと、あっちの王様のように、クローゼにもジルやハンス、エステルたちの存在は本当に貴重なんでしょうね・・・。

 そんなクローゼの心境に気づいてるのか気づいてないのかは分からないけど、エステルなりにフォロー入れて、一緒に遊撃士協会まで行って説明を聞こう!って誘われることに。
 ・・・・ちゃんと王城に連絡とか入れたんだろうか・・・。

 未だにうっとりなティータ、「なるほど・・・あれがアルセイユか・・・」と一人ごちてるオリビエ、そしてジンさんも引っ張ってなんですが・・・なんですが・・・。

 あれ?オリビエって《アルセイユ》見たことあるんだっけ?
 《レイストン要塞》に《アルセイユ》が到着したのは確か、《ツァイス》での地震騒ぎが終わった直後のはず・・・。

 い、一体どのタイミングで見たことあるんだ???;

 ううーん・・・・よし、もうこうなったら『空FC』のダルモア市長の事件の際に緊急出動したのをどこかで見たってことにしておこう、そうしたほうが幸せのはずだ!!!!w

 そんなこんなでリベールの中じゃ最古参に当たる王都の遊撃士協会に到着。
 今までの騒動に関してエルナンさんがねぎらってくれてましたが・・・相変わらず綺麗な人だなぁ~。
 ・・・・髪型が帝国の某《翡翠の城塞》殿と一緒になっちゃいましたが・・・w

 とりあえず現状《結社》が動いてることが判明したことで、軍とより一層協力関係を結ぶことができるという大きな成果と共に、肝心の緊急の要請の内容の説明が。

 その要請というべき依頼をしてきたのは、当のリベール軍から。
 本当なら約束の時間に担当者本人が協会に赴いて説明してくれるっていう予定ではあるんだけど、その時間が結構先。

 だけど軍から依頼するとかよっぽどのこと・・・・ちょい焦るエステルにエルナンさんはちょっと考えて、なら先方も忙しい身だしこちらから伺ってみてはどうか?と提案。
 その依頼人が警備などで詰めている《エルベ離宮》へ!

 と4人で離宮へと続く《エルベ周遊道》を歩いてる間、エステルがエルナンさんとの話に出てた《不戦条約》に関する質問をクローゼに。

 《不戦条約》
 リベール王国を仲介としたエレボニア帝国、カルバート共和国間で結ばれる条約。
 両国間およびリベールなどの国家間の対立にたいして武力行使を行わず、話し合いのみで解決に導くようにするという条約。
 もっとも、強制力もないし、破ったとしても罰せられる相手がいないが・・・。

 その話に帝国に対して好感情を抱いてるほうではないエステルはちょっと興奮気味に。
 あの一コマだけでエステルがエレボニアに対する気持ちが表れてるのは何とも・・・まあ、《百日戦役》、ひいてはお母さんのレナさんのこともあるしね・・・。
 それにオリビエ個人のことは嫌ってるわけじゃないから、《エレボニア》という『国家』に対してのみなんでしょう。

 オリビエいわく、条約を結んだ暁には先に出てきた《ZCF》の新型エンジンつまり《XG-02》が両国に譲渡されるわけで、帝国、共和国も断る理由なんてないそうな。
 ふむ・・・ミモフタモない言い方すれば極上の美味しい餌を目の前につりさげて、食べたければこうしてほしいってお願いするような言い方をした・・・って感じか。
 まあ、原作でも言われてたようにクロスベル問題も含めてこの条約の意味は大きいですしね。

 ・・・・もっとも『碧』であっけなく無効化状態にされましたが・・・。

 それにオリビエの・・・オリヴァルトの言うように、口先だけは平和を掲げつつ、与えられた技術をもとにさらなる兵器開発を公然と行うでしょうしね。
 平和維持に必要、という大きな建前のもとにね。

 冷戦時代、アメリカにしろソ連にしろ・・・・今でも続くことですが、平和維持のために核兵器をはじめとする様々な兵器を保有し続けてるようにね。
 大体スイスだって、永世中立で戦争をしない国を掲げてますが、軍は持ってますし。
 
 そんなこんなで・・・歴史に刻まれることのない、二国間の皇子、王女の小さな小さな対談と論争があったりもした末に、ようやく《エルベ離宮》に到着。

 『空FC』当時はクローゼを筆頭に情報部によって確保された『人質』たちの監禁場所でもありましたが、王家が使用するとき以外は一般の人たちにも開放されてる憩いの場所。

 ふむ・・・確かに・・・近場とはいえ、主(王家)がいなくって使用人だけだと妙にも働く手が緩む、かといって無人にしたら屋敷が痛む一方。
 なら通常は憩いの場にして市民に開放するようにすれば、自然と管理する側もしっかりするようになる・・・という考えなんでしょうね。

 今度の《不戦条約》の調印の場でもあるので、市民の人たちがいる一方で軍による警備が若干物物しい。

 けど、それでもティータが思わず『お人形さんみたい・・・』ってうっとりするような女の子とその家族が仲睦まじくやってるのを見ると自然と顔がほころぶし、こういう笑顔を守りたいという気持ちを強くする。

 そんなエステルたちに同調するセリフを言いながらやってきたのは《レイストン要塞》のシード中佐。
 先ほど《レイストン要塞》から到着してさっそく任務にあたってるようで・・・お疲れ様です;

 さっそくエステルたちを離宮の一室へ案内して以来の説明を。
 どうやら先の《不戦条約》に対して妨害行為を行おうとする輩がいるらしく、差出人不明、だけど、条約に影響する、関連する場所全て9か所に全く同じ文面の脅迫状が送り付けられてるらしい。

 いったい誰がやったのか・・・・エレボニア、カルバート両国の主戦派か・・・。
 カルバートはいまだ不鮮明なところが多いから分からないけど、東方移民からなる組織とかあるし、この時オリビエの脳裏に移ったのは恐らく《鉄血》から始まり・・・あの人がこんな回りくどいことなんてしないしデメリットしかないだろうと自動的に削除して、ならばカイエン公かクロスベルに近いアルバレア公の二大公爵、果ては大小様々な主戦派な貴族たちでしょうねぇ・・・。

 そして、もしくは《結社》の存在か・・・。

 エステルたちに要請したいのは、それに関する情報収集。
 脅迫状が送り付けられた両国大使館を筆頭に様々な施設へと聞き込みをすること。
 本当なら軍が行う仕事でもあるけど、最低でも条約締結まで王都周辺の警備を万全にしたい、でも、脅迫状も無視できないし、情報収集を行いたいけど人手も割けない。
 だからこそのエステルたち遊撃士の出番ってわけですな。

 もちろん断る理由もないので、即OK。

 さぁて!情報収集して、できればコソコソ隠れてるであろう犯人をとっ捕まえて!と意気込むエステルの足をこかすかのように、庭先でヨヨヨと泣いてるのは執事のレイモンドさん。
 どうやら、迷子の子供を預かってたのは良いけど、休憩室でいきなり『かくれんぼしましょw』とか言い出して、見つからない様子。

 まさか《離宮》の外に出ちゃった可能性もあるし、さすが見逃せないので手伝うことにして、それじゃ手分けして・・・というところで、待ったをかけたのはエステル。

 恐らく幼少のみぎりのころから最近に至るまで《ロレント》でかくれんぼしたりと遊びまくってた経験からでしょう。
 子供と思って侮ってはいけない、でもとても子供らしい鉄則のルールを彼女は知ってたのだ!w

 そう・・・『休憩室で』言い出したのなら、その子は・・・まだ『休憩室』にいると!

 デュナン公爵(あれ?私の出番は・・・?)

 つぅか・・・そういう持って来かたしますか・・・。
 原作じゃ担当者来るまで暇だから、迷子の子供探しのために《離宮》へ行くという流れで、その間マラソンしたりレベル上げしまくったりと・・・そんな流れで・・・。
 そして《離宮》に戻って説明を聞くっていう流れになっておりまして・・・。

 この違和感のない流れ何!!?w

 それで『休憩室』に行ったけど、そこは散々探し回ったあとだってレイモンドさんが嘆きながら言って・・・それならと「降参」すれば?とエステルは提案して、かくれんぼ定番の降参ソング(そんなんあるんだ?)をちょっと歌うように部屋にいるであろう子どもに呼び掛けると・・・。
 まあ、確かに、レイモンドさんとのかくれんぼなら、部外者の乱入は反則だしね。

 なんと「にゃおん」という子猫のような声とともにカウンターの下から出てきたのは・・・・




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 某A久保氏「俺の嫁です」

 フリフリしたゴシック系のドレスを身にまとったスミレ色の髪の色をした10歳くらいの少女・・・。

 『空FC』の折に、飛空挺失踪事件、《ジェニス学園》の文化祭の後にエステルと顔を合わせた『レン』という女の子だった。
 そして、ティータが「お人形さんみたい・・・」と惚けるように見ていた少女でもあります。

 つぅかね・・・・クロスベル編じゃ何故かツリ目に描かれてた一件も含めて、過去最高にかわいらしく描かれてるんじゃないでしょうか・・・・!w

 そんなわけで、コソコソ隠れていたレンちゃんはエステルに捕まって・・・・はないけど・・・・とりあえずどーして一人でここにいるの?と質問に対して、レンちゃんは「ひとりじゃなくって、パパとママとで遊びに来たの」とのこと。

 じゃ、パパとママは今どこに?な質問をしたところ・・・よくわからない。でも真面目な顔して、「大事なようがあるから、レンとお別れしなくっちゃいけない」という返答をし・・・。

 え?とわけのわからない、意味をとらえきれなかったエステルのそういう表情で今回は終わり。

 32ページ・・・・大ボリューム・・・。
 その締めが何というところで終わってるんだ・・・;!

 今回もオリジナルの要素を含めつつ、からめつつ、原作になかったエレボニア、リベールの皇子王女の論争も含めて、違和感感じなさせずに描ききり、そしていよいよ出てきたレンちゃん・・・。
 ホント、フリフリのゴシックドレスも相まって本当に愛らしく描かれてますねぇ・・・。

 次回はどうなるのか・・・っていうか、《離宮》で謹慎中なかっぱ頭こと、デュナン公の出番は来るのでしょうか!?w
 いや、エステルのお説教もあっての更生の流れでもあるからやってくれないと困るんですが;;;
 ・・・・むしろお城の中で謹慎してて、後で王城を訪れてな流れか!?w

 あぁ!先が本当に読めません!!!w



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