漫画版『英雄伝説 空の軌跡SC ~絆の在り処~』 vol.4
さぁ、書こう。
空は高く 風は歌う
貴方が見た夢の記憶
その叫びが 優しい木霊を

----返しているよ
前回から・・・結社《身喰らう蛇》が執行者の一人にしてシェラ姐のかつての姉同然だった女性《幻惑》のルシオラがゴスペルの力によって導きかれるように、誘われるように、夢を見るかのように、気がつけばエステルは自分の家の前に立っていた。
そこにっていうか、その庭先でのんきに朝から薪割っていたのは、久しぶりの休暇だー!wエステルと遊べるぞ~wな感じで、そういうや、漫画のほうじゃそういう描写がほとんど描かれなかった親父ブライトこと、カシウスのおやっさんだった。
当たり前だが、状況が状況なのにのんきに娘にスキンシップを要求する親父に辟易してたんだけど、さらに現れた人物を目にした瞬間、固まってしまった。
0 エステルが大人になって母性感出しまくってたらこうなるんだろうな、っていうくらいそっくりな女性。
エステルの・・・死んじゃったお母さん、レナ・ブライトさん。
レナさんの「(あんまりしつこいと)エステルに嫌われちゃうわよ?w」なセリフに動揺しまくる親父を余所に、驚くしかないエステルだったけど、それでも、それでも、変わらない笑顔を浮かべる人、会いたかった人だったから・・・気が緩んで、抱きついて・・・。
そして気がつけば6歳の女の子の姿に戻っていた。
それが本来あるべき形であったように、そうであったかのように。
あぁ・・・・このくだりっていうか、レナさん出た瞬間から、本当に泣きそうになってなぁ・・・。
・・・あ~・・・『全て遠き理想郷』っていう、イラストネタ的に「どうしてこうならなかった」系イラストに使われる用語があるんですが、まさしくそれっと言うか・・・。
うん・・・あらゆる意味で、ホント、そんな情景を見た気がした・・・。
ちなみに、しょげてるおやっさんは、小さくなったエステルの盛大なスキンシップで調子が戻ってたりするw
その後は『家族』みんなとで朝ごはん食べたり、親父さんと釣りを興じたり、レナさんと一緒に洗濯物を干したり、いっぱいいっぱい遊んだ。
それが当たり前のように、いつまでの続くかのように一日が過ぎて行った。
そんなある日、遊びに着てたシェラ姐が、一座が次の土地へと移動するためロレントを離れることに。
小さいシェラ姐もいい・・・。
それで・・・独りになっちゃったエステルが、親に言ったんよ。
「きょうだい」がほしいって。
いつもいっしょのきょうだいがって。
原作のほうじゃ、レナさんがエステルに「こどもの出来方(女神の使い鳥コウノトリ系)」を教えてくれたり、話を聞いた親父さんが「今すぐ頑張るか!!!w」と、朝っぱらから何言ってんねん、このおっさんは。的なノリをかまそうとしたところ、レナさんがやんわりと謎オーラでぴしゃりと断られて、(´・ω・)になったりとギャグもあったんだけど・・・。
こっちの両親の反応は・・・どうやら「ごめんなー;すぐには無理だよー」な感じなセリフ言ってそうだったんだけど、エステルのほうは・・・無邪気な反応だった原作と違って、無表情のまま。
・・・・っていうか、《ルーアン》で初めての一人散策やってた時と同じ表情なんだよなぁ・・・。
どこか胸にぽっかり穴があいてる状態っていうか。
とりあえず今日は、一人で遊ぶーって感じになって・・・。
けど、なんかもやもや感があって・・・それで探してるものもなんかあったようで・・・。
しかし、エリッサとティオが出てこないあたり、本当にエステルの今の状況は『小さい箱庭の世界』なんだろうなぁ・・・。
両親がいて、それだけで完結している楽園の世界と言うか。
それで家の中を巡って・・・リベ通読んでる親父殿にも目もくれず(ちなみに原作では遊撃士協会の支部の設立などを視野に入れたりと在宅仕事していた)とことこ『何か』探し。
レナさんは気づいてるようだが・・・・。
そして辿り着いたのが自分の部屋・・・・の隣にある『物置部屋』
中に入ればそこは荷物の山。
・・・いったい何があるんだろうか・・・?w
そもそもここは本当に物置部屋だったのか・・・?
その奥にある・・・RPG式宝箱・・・。
入っていたのは・・・小さなハーモニカ。
自分の中の不思議な縁・・・小さな箱庭からなる幸せの中でも残っていた小さな縁。
それを伝うように、寄り集めて一つの糸にするように、静かに吹いた
消えてしまった星の在り処を追うように夢が解けて、エステルは元の少女姿に戻り、箱庭の世界は崩れた。
残ったのはエステルと、エステルの記憶によって構築されたレナさんのみ(親父ぇ・・・・;
けど、例えエステルの記憶成分による存在とは言え、限りなくレナさん本人であることは間違いはなく、エステルが自分たち親のことをどう思っているのか、そしてエステルがこれからどうするかを自分自身で決めたこと・・・。
感謝の言葉と一緒に、夢の世界からの脱却を望むエステルに対して、レナさんは・・・・本当に優しく微笑んで、小さかったエステルがこんなに立派になれたことを誇らしく感じて・・・。
ホント・・・レナさんが死んだのってかの《百日戦役》末期。
親父ブライト総指揮によるリベール側の決死の電撃作戦が功を奏してきて、それに焦った帝国軍が《ロレント》の市街地に向けた砲撃が、時計台に直撃して、その瓦礫の下敷きになりそうになったエステルをかばったからなんですよね・・・。
エステルが泣かないように、抱き締めて、抱き締めたまま、最期の最後まで歌って、励まし続けて・・・。
本当にレナさんは良い『お母さん』ですよね・・・。
そして何より『剣聖』とまでの領域に達し、リベール軍最強とも言われる親父ブライトを支える存在として、やはり並みの人物ではなかったというか。
親父ブライトもレナさんがいたからこそ・・・・弱音を吐けれる人がいたからこそ、頑張れた部分もあったから・・・。
でもエステルもエステルで凄いですよね・・・。
お母さんがそういう形で亡くなっても、サバイバーズギルトにならず、明るく笑って『今』を生き、みんなのために笑って頑張って、未来に向かって歩んで生けれる・・・。
そういう意味である種の『歪み』を抱えてる・・・ともとれる彼女ですが、そいう『歪み』ならいくらでもOKって思うんですよね。
リィン君みたいに無理に無茶を重ねて泣きそうな顔でいるより、よっぽど「いてほしい顔」。
ホント、エステルはカシウス・ブライト、レナ・ブライトの娘なんだよね。
それに、レナさんはエステルが、そのヨシュアっていう男の子が好きなのが分かって、応援したいようだけど、当のエステルはちょっと謙遜気味。
それでも近づきたいからと、ヨシュアに、そして・・・憧れてる人に近づきたいからと、胸元にある・・・かつて衣装替えの時、自分の荷物からごそごそと取り出してつけたペンダントトップに触れながら・・・。
ホントに・・・・しんき先生、ようやく・・・ようやくこの伏線が回収できて感無量だたでしょうし・・・この時のレナさんの表情はもぉ・・・・言葉にできない!!!!w(執筆放棄
あえて言葉にせず、エステルのその仕草で理解したレナさんの表情の変化がもぉ・・・もぉ・・・!
漫画だからこそできるこの表現!!!
しんき先生は最高だああああああああああいいい!!!w
この時のエステルの笑顔もレナさんの笑顔も本当に素敵なので、そこはぜひ自分の目で確かめて見てください!
胸を張って、夢《レナさん》とお別れを告げるエステルの表情は本当に素敵ですし!!
そして、夢という箱庭から目覚めたエステルは、最初と同じ場所。
森の中でシェラ姐に抱き抱えられた状態だった。
話聞く限り、シェラ姐も眠ってた・・・わけじゃないよね?
《ゴスペル》を使っての精神干渉・・・。
プレイ当時から(しんき先生の『空FC』の最初の頃と思えば)思ってたんだけど、多重人格持ちとか、そういう精神面に何かしら病んでる人にこういうのを使った治療ってちょうどいいんじゃないだろうか?
まあ実際どうなるかは分からんがね。
で、もし仮にシェラ姐も眠らされていたら・・・ハーヴェイ一座にいたころの夢でも見ていたのか・・・。
けど、そのシェラ姐は8年前の、座長やルシオラに守られていただけの女の子ではなくなった。
自分が見つけた新しい故郷、新しい家族のためにも、ルシオラへの想いは変わらず戦う意思を見せるシェラ姐に対し、ルシオラは相変わらず余裕たっぷり。
それどころか、戦わずに《ゴスペル》を回収してさっさと撤退していった。
残ったのはシェラ姐とエステルだけになっていった。
今回の話はここまで。
ホント・・・ずっと期待していた伏線の回収と言い・・・レナさんの表情と言い、しんき先生天才すぎるやろ・・・(感涙)
本当に・・・この作品をしんき先生が描いてくださって・・・本当に良かったと思いますよ・・・。
次回はロレント編の後片付けエピをやってから《ボース編》に入るのかな?
だとすれば・・・何気に流血描写に容赦がないしんき先生よ、期待してていいんですね!!!?w(某赤毛「!?」
空は高く 風は歌う
貴方が見た夢の記憶
その叫びが 優しい木霊を

----返しているよ
前回から・・・結社《身喰らう蛇》が執行者の一人にしてシェラ姐のかつての姉同然だった女性《幻惑》のルシオラがゴスペルの力によって導きかれるように、誘われるように、夢を見るかのように、気がつけばエステルは自分の家の前に立っていた。
そこにっていうか、その庭先でのんきに朝から薪割っていたのは、久しぶりの休暇だー!wエステルと遊べるぞ~wな感じで、そういうや、漫画のほうじゃそういう描写がほとんど描かれなかった親父ブライトこと、カシウスのおやっさんだった。
当たり前だが、状況が状況なのにのんきに娘にスキンシップを要求する親父に辟易してたんだけど、さらに現れた人物を目にした瞬間、固まってしまった。
0 エステルが大人になって母性感出しまくってたらこうなるんだろうな、っていうくらいそっくりな女性。
エステルの・・・死んじゃったお母さん、レナ・ブライトさん。
レナさんの「(あんまりしつこいと)エステルに嫌われちゃうわよ?w」なセリフに動揺しまくる親父を余所に、驚くしかないエステルだったけど、それでも、それでも、変わらない笑顔を浮かべる人、会いたかった人だったから・・・気が緩んで、抱きついて・・・。
そして気がつけば6歳の女の子の姿に戻っていた。
それが本来あるべき形であったように、そうであったかのように。
あぁ・・・・このくだりっていうか、レナさん出た瞬間から、本当に泣きそうになってなぁ・・・。
・・・あ~・・・『全て遠き理想郷』っていう、イラストネタ的に「どうしてこうならなかった」系イラストに使われる用語があるんですが、まさしくそれっと言うか・・・。
うん・・・あらゆる意味で、ホント、そんな情景を見た気がした・・・。
ちなみに、しょげてるおやっさんは、小さくなったエステルの盛大なスキンシップで調子が戻ってたりするw
その後は『家族』みんなとで朝ごはん食べたり、親父さんと釣りを興じたり、レナさんと一緒に洗濯物を干したり、いっぱいいっぱい遊んだ。
それが当たり前のように、いつまでの続くかのように一日が過ぎて行った。
そんなある日、遊びに着てたシェラ姐が、一座が次の土地へと移動するためロレントを離れることに。
小さいシェラ姐もいい・・・。
それで・・・独りになっちゃったエステルが、親に言ったんよ。
「きょうだい」がほしいって。
いつもいっしょのきょうだいがって。
原作のほうじゃ、レナさんがエステルに「こどもの出来方(女神の使い鳥コウノトリ系)」を教えてくれたり、話を聞いた親父さんが「今すぐ頑張るか!!!w」と、朝っぱらから何言ってんねん、このおっさんは。的なノリをかまそうとしたところ、レナさんがやんわりと謎オーラでぴしゃりと断られて、(´・ω・)になったりとギャグもあったんだけど・・・。
こっちの両親の反応は・・・どうやら「ごめんなー;すぐには無理だよー」な感じなセリフ言ってそうだったんだけど、エステルのほうは・・・無邪気な反応だった原作と違って、無表情のまま。
・・・・っていうか、《ルーアン》で初めての一人散策やってた時と同じ表情なんだよなぁ・・・。
どこか胸にぽっかり穴があいてる状態っていうか。
とりあえず今日は、一人で遊ぶーって感じになって・・・。
けど、なんかもやもや感があって・・・それで探してるものもなんかあったようで・・・。
しかし、エリッサとティオが出てこないあたり、本当にエステルの今の状況は『小さい箱庭の世界』なんだろうなぁ・・・。
両親がいて、それだけで完結している楽園の世界と言うか。
それで家の中を巡って・・・リベ通読んでる親父殿にも目もくれず(ちなみに原作では遊撃士協会の支部の設立などを視野に入れたりと在宅仕事していた)とことこ『何か』探し。
レナさんは気づいてるようだが・・・・。
そして辿り着いたのが自分の部屋・・・・の隣にある『物置部屋』
中に入ればそこは荷物の山。
・・・いったい何があるんだろうか・・・?w
そもそもここは本当に物置部屋だったのか・・・?
その奥にある・・・RPG式宝箱・・・。
入っていたのは・・・小さなハーモニカ。
自分の中の不思議な縁・・・小さな箱庭からなる幸せの中でも残っていた小さな縁。
それを伝うように、寄り集めて一つの糸にするように、静かに吹いた
消えてしまった星の在り処を追うように夢が解けて、エステルは元の少女姿に戻り、箱庭の世界は崩れた。
残ったのはエステルと、エステルの記憶によって構築されたレナさんのみ(親父ぇ・・・・;
けど、例えエステルの記憶成分による存在とは言え、限りなくレナさん本人であることは間違いはなく、エステルが自分たち親のことをどう思っているのか、そしてエステルがこれからどうするかを自分自身で決めたこと・・・。
感謝の言葉と一緒に、夢の世界からの脱却を望むエステルに対して、レナさんは・・・・本当に優しく微笑んで、小さかったエステルがこんなに立派になれたことを誇らしく感じて・・・。
ホント・・・レナさんが死んだのってかの《百日戦役》末期。
親父ブライト総指揮によるリベール側の決死の電撃作戦が功を奏してきて、それに焦った帝国軍が《ロレント》の市街地に向けた砲撃が、時計台に直撃して、その瓦礫の下敷きになりそうになったエステルをかばったからなんですよね・・・。
エステルが泣かないように、抱き締めて、抱き締めたまま、最期の最後まで歌って、励まし続けて・・・。
本当にレナさんは良い『お母さん』ですよね・・・。
そして何より『剣聖』とまでの領域に達し、リベール軍最強とも言われる親父ブライトを支える存在として、やはり並みの人物ではなかったというか。
親父ブライトもレナさんがいたからこそ・・・・弱音を吐けれる人がいたからこそ、頑張れた部分もあったから・・・。
でもエステルもエステルで凄いですよね・・・。
お母さんがそういう形で亡くなっても、サバイバーズギルトにならず、明るく笑って『今』を生き、みんなのために笑って頑張って、未来に向かって歩んで生けれる・・・。
そういう意味である種の『歪み』を抱えてる・・・ともとれる彼女ですが、そいう『歪み』ならいくらでもOKって思うんですよね。
リィン君みたいに無理に無茶を重ねて泣きそうな顔でいるより、よっぽど「いてほしい顔」。
ホント、エステルはカシウス・ブライト、レナ・ブライトの娘なんだよね。
それに、レナさんはエステルが、そのヨシュアっていう男の子が好きなのが分かって、応援したいようだけど、当のエステルはちょっと謙遜気味。
それでも近づきたいからと、ヨシュアに、そして・・・憧れてる人に近づきたいからと、胸元にある・・・かつて衣装替えの時、自分の荷物からごそごそと取り出してつけたペンダントトップに触れながら・・・。
ホントに・・・・しんき先生、ようやく・・・ようやくこの伏線が回収できて感無量だたでしょうし・・・この時のレナさんの表情はもぉ・・・・言葉にできない!!!!w(執筆放棄
あえて言葉にせず、エステルのその仕草で理解したレナさんの表情の変化がもぉ・・・もぉ・・・!
漫画だからこそできるこの表現!!!
しんき先生は最高だああああああああああいいい!!!w
この時のエステルの笑顔もレナさんの笑顔も本当に素敵なので、そこはぜひ自分の目で確かめて見てください!
胸を張って、夢《レナさん》とお別れを告げるエステルの表情は本当に素敵ですし!!
そして、夢という箱庭から目覚めたエステルは、最初と同じ場所。
森の中でシェラ姐に抱き抱えられた状態だった。
話聞く限り、シェラ姐も眠ってた・・・わけじゃないよね?
《ゴスペル》を使っての精神干渉・・・。
プレイ当時から(しんき先生の『空FC』の最初の頃と思えば)思ってたんだけど、多重人格持ちとか、そういう精神面に何かしら病んでる人にこういうのを使った治療ってちょうどいいんじゃないだろうか?
まあ実際どうなるかは分からんがね。
で、もし仮にシェラ姐も眠らされていたら・・・ハーヴェイ一座にいたころの夢でも見ていたのか・・・。
けど、そのシェラ姐は8年前の、座長やルシオラに守られていただけの女の子ではなくなった。
自分が見つけた新しい故郷、新しい家族のためにも、ルシオラへの想いは変わらず戦う意思を見せるシェラ姐に対し、ルシオラは相変わらず余裕たっぷり。
それどころか、戦わずに《ゴスペル》を回収してさっさと撤退していった。
残ったのはシェラ姐とエステルだけになっていった。
今回の話はここまで。
ホント・・・ずっと期待していた伏線の回収と言い・・・レナさんの表情と言い、しんき先生天才すぎるやろ・・・(感涙)
本当に・・・この作品をしんき先生が描いてくださって・・・本当に良かったと思いますよ・・・。
次回はロレント編の後片付けエピをやってから《ボース編》に入るのかな?
だとすれば・・・何気に流血描写に容赦がないしんき先生よ、期待してていいんですね!!!?w(某赤毛「!?」
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