漫画版『英雄伝説 空の軌跡SC ~絆の在り処~』 vol.26

 さてと・・・いい加減に感想を書かないと。
 2月上旬はなかなかショックな出来事があったし、中旬は体調を崩してたからねぇ・・・・(遠い目)

 最大目的が達成できなかったのがこんなにも死ぬほどつらいとか(涙)



 
 前回にて、ついにレーヴェの口から語られた《ハーメルの悲劇》
 そして今回はその後日談。
 こちらに関しては前回の回想シーンコミコミな濃密な・・・・ではなく、存外さっぱり語られてますな。
 村を襲った猟兵崩れの夜盗どもが持っていたのがリベール軍が保有する導力銃だったのを証拠とし、それを口実に《百日戦役》が勃発。
 一般的な儀礼的にエレボニア帝国がリベール王国に対し宣戦布告し、それと同時に・・・・儀礼的に、国際的な常識と照らし合わせて『宣戦布告した後に行った攻撃であり、卑怯な不意打ちではない』とドヤ顔で反論できるように・・・・・当時導入し始めていた導力通信を使っての、宣戦布告とほぼ同時に侵攻作戦を開始。

 当時はまだ石壁程度の強度しかなかった《ハーケン門》(《ボース》北方にある帝国との国境圏関所)をあっさり粉砕。
 そして2月程度で《王都グランセル》と《レイストン要塞》以外の《リベール王国》のほとんどを占拠。

 あとは降伏するまで時間の問題・・・・と思いきや、《リベール》側は当時モルガン将軍の腹心だったカシウス・ブライト主導による起死回生の大規模反撃作戦を展開。
 当時最新鋭だった導力飛行艇による駐留していた帝国軍を電撃的に撃破。

 ・・・・その結果が、破れかぶれになった帝国軍の《ロレント》への攻撃によるレナ・ブライトが死亡。
 《ボース》方面も《ラヴェンヌ村の悲劇》や、クローディア王女が一時期行方不明になったりと色々とあったけど、それはまた別のお話。

 そんな情勢、当時の傷心のレーヴェたちにとって本当にどうでもいいことで・・・それなのに、帝国政府は戦争終結した後、彼らにさらなる追い打ちを。

 《ハーメル村》を襲ったのは夜盗に扮したリベール軍ではなく、単なる猟兵崩れの夜盗でしかなく、今後それを口外することは許さず、《ハーメル村》も自然災害による土石流によって滅んだとし一切の立ち入りを禁止・・・と当時のシーンを描かれてはないけど、かなり強権的に言われたんだろうなぁ・・・・下手すれば銃を突き付けて、傲慢に、偉そうに。

 まあ、戦争末期に事件の真相を知った帝国政府および軍上層部の大混乱は筆舌に尽くしがたいものがあったようだからねぇ。
 猟兵崩れにリベール軍が使ってる導力銃を渡し、村の襲撃を命じた戦争主戦派は全員処刑し、でんげき作戦が功を奏したとはいえ帝国本土は未だに余裕綽々で今後の行動次第で王国全土が完膚無きに破壊される可能性もあったリベール王国に対しても脅迫じみた形で、戦争の原因となってる《ハーメルの悲劇》そのものの口外をしないという約束で一切の賠償などを行わない形で停戦条約を結び・・・。

 っていうか、国際的にも・・・国家間的にも《ハーメルの悲劇》自体は民間に話が伝わってないんだよな。
 ああいう大事件かつ、帝国が戦争を吹っかけてきた理由なんだし、伝わってもおかしくは全くないんだが・・・・なんにせよ、そういう「大人の事情」の犠牲になったのがレーヴェやヨシュアや「あいつ」だけでなく、《ハーメル村》すべての住民なのだ。

 事件によって深い傷をつけられ、さらにはそういうのをケアするはずの大人たちにすら裏切られたヨシュアは精神を完全にすり減りきられ、ただただハーモニカを吹き続ける日々を送り・・・・。
 レーヴェも懸命にケアや看病をしたけど、よくなる傾向が全く訪れず、色々と追い詰められた彼らの前に現れたのが鬼畜眼鏡こと教授で・・・・

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 その時期に関してはこっちのドラマCDを参照・・・・かな?
 当時のヨシュアの状況、鬼畜眼鏡がどういう術を施し、それを知ったときのレーヴェの怒り、そして顔色一つ変えることなく人の命を奪えるようになってしまったヨシュアを見たときの諦観・・・・。
 レーヴェがどれだけヨシュアを大切に想ってるのかがよく分かるし必聴モノですなぁ。
 他にもレンちゃんの過去話がちらっと入ってたりする(vita移植版以降のレンちゃんの過去話どうなったんだろう?)

 まあ・・・・・ぶっちゃけ色々とネタバレになってるって言うか、後半以降はエステルによるほほえましい物語と化してるわ、SCラストのネタバレにもなっちゃってるしで・・・そこらへんの責任は各自に任せる(逃)

 
 つか、しんき先生、今回極め付けにシンプルにさくっと話して終わらせたけど、後々になんか補完というか今後に合わせてそういう描写にしたのだろーか?


 そして、レーヴェを通して、彼とヨシュアの『闇』を知ったエステルは・・・・・静かにお礼を言った。
 ヨシュアの過去のこと全部話してくれたこと。
 レーヴェにとっても辛い過去であったのに話してくれたこと。
 
 そしてその話を聞いて、ようやく道が見えてきたことも。

 どうするべきなのかずっと悩んでたけど、今の話で《結社》には入らない。
 エステルがヨシュアを追い続ける限り絶対に。

 このときのレーヴェの表情がなぁ・・・・。

画像

 一瞬だけとはいえエステルの決意に対して、ある可能性を見出し、それを嬉しそうにしてるのが・・・。
 そのどこか嬉しそうなまま、「逃げるなよ?」とくぎ刺しながら部屋を去るのもまた素敵w

 で、一人部屋に残されたエステルは・・・・まあ無論逃げる方向で。
 そしてどうやって部屋から脱走するかというと、とりあえず部屋の中でむっちゃくっちゃな音を立てる。

 音を立てれば外にいる見張りが驚いて中に入る。
 そして入ってきた瞬間を狙って一人を椅子で昏倒。
 もう一人は昏倒した見張りその一が持ってた槍を一瞬で拾い上げて石突きの部分で鳩尾を一撃に。

 ちなみに原作ゲームのほうでは、なんと《グロリアス》の窓を粉砕して、一瞬だけ外に出て、見張りが入ってきた瞬間に部屋に出戻って見張りをぼっこに・・・・という流れ。
 こちらのほうではまだ《グロリアス》がなんなのか自体をエステルが把握してないのと、そもそも対空中戦も想定してるはずな戦艦の窓を椅子だのなんだのでぶち壊せるわけがないだろー!的なもんがあるんだろうねぇ・・・。

 てなわけで、現実的な描写に落ち着いてますな。

 そしてオーブメントも、愛用の棒も回収しないまま、槍一本でエステルは内部の探索をするのですが・・・何気に《グロリアス》の移動の静動性半端ないな・・・。

 とりあえず屋上に上がって外へ!と上部の入口から飛び出たのはいいけど、ここでようやく《グロリアス》が巨大な・・・・200~300メートルは余裕でありそうな空中戦艦であることに気付いて・・・。
 このころ・・・リアルタイムで『空SC』をプレイしてた人たちは、まさかこの規模の戦艦がのちに続々出てくるとか思わなかったろうなぁ・・・。

 とにかくエステルからすれば・・・多分《アルセイユ》よりも大きな乗り物見たことなかったろうが《グロリアス》の屋上、もとい甲板から下を見ても飛び降りての脱出がドストレートに非現実的じゃないのはわかってるので、パラシュートを探しに行こうとした矢先、見張りたちが復活して連絡を入れたのか、双方の通路入口から兵士がぞろぞろと。

 原作ゲームのほうじゃ、ここで華麗にでもなく《結社》に身を落としカンパネルラのオモチャとなったギルバート君が登場するのですが・・・普通に存在自体がカットの憂き目に。
 むぅ;今回ここで出てたのなら「おー!ギルバート!『閃IV』でのやっとの再登場おめでとーーー!!Sクラもそのまんますぎじゃーんwwwww」とか言ってやったのに;;;
 まあ後に出番が貰えるかもしれんし・・・・・・・・・・・・・・・・・・多分。

 とにかく通路両方から現れたモブ武装兵士の数は6人。
 さすがに不意打ちがききにくい場所+槍一本かつ、相手も多少怪我はさせる程度はしてくるのを考えるととことん不利な状況。
 だけど無論エステルはあきらめる気は全くなく・・・・。

 さぁ、どうなる!?と思った瞬間、背後からどこかで聞いた少年の声が聞こえて、気付いた時には正面の兵士×2が倒れてて、背後にいた兵士×3も、正面側にいた双剣を装備した兵士によってあっという間に。

 その双剣を見たエステルはどうやら何かに気づいたようだけど・・・・そこは次回に続く!
 一体彼は誰なんだー!?(棒読み)

 いよいよって感じになってきたけど、まだまだ先が長い。
 どうなっちゃうのかねぇ・・・・。

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