漫画版『英雄伝説 空の軌跡SC ~絆の在り処~』 vol.28

 いやもぉ・・・・今回は具体的な感想は書けません・・・。
 なんというか、無理。

 今回の話は、軌跡シリーズ全体を通して本当に特別で、大事なお話で、リアルタイムを生きたプレイヤーが2年近くの歳月を経てやっとたどり着けたっていうエピソードで・・・・。

 それをそれをむやみやたらに解体して語れって言われたら本当に辛い;;
 
 しんき先生も本当に本当に気を使ったのがよく分かるくらいで、話す内容の一つ一つに対してヨシュアの鬱々した表情の一つ一つが本当に息を呑むほど丁寧に描かれてて・・・。

 ・・・・正直言ってヨシュアの設定って割と自分的には美味しいものがあるので(かつてのレンちゃんに関する考察記事書いたりゼノガチ勢名乗ってる時点でお察しください。その割にエヴァは水が合わないんだけどね)色々とたまらんのですーですーですー・・・・。
 まあ鬱い設定や展開は辛くとも美味しいと感じる半面、バッドエンドとかはあんまり好きじゃないからねぇ・・・前日談バッドとかどっかで救いがある系ビターエンドはそこそこ好きなんだけど・・・例え幾万幾億の死体の山が築かれ絶望的な展開になろうと最後が笑って終われるハッピーエンドが一番好きですねぇw
Q:ひょっとして閃IIIラストのリィン大暴走で盛り上がった?
A;いえーす!ミリアムちゃんが死んだのは悲しいけど、それはそれとしてリィン大暴走&ヴァリマール変異はもーたまらなくって。。。うむ、ちょっとユーシス(の馬)に蹴り飛ばされてきますノシ












 それで話を戻しますが(回復アーツ使いながら


 お父さんもお母さんも、近所のおじさんおばさんが殺されて、面倒見ていた小さい子供の無事も確認できずに逃げて、逃げて、自分が泣いてケダモノに見つかって、大好きなお姉ちゃんを助けようと、はじめてひとを殺して、それでも逃げたと思えば、今度はよく分からない理由で周りの大人に裏切られて・・・・。

 すり減ってすり減って、何も、ハーモニカを吹く以外に何もできなくなって、それでレーヴェを困らせてるというのはわかってはいても、それでもすり減りきった心を守るにはそうすることしかできないわなぁ・・・。
 目をそらして、一人で抱え込んで。
 それに付け入って、小さい殺人者に作り替えた鬼畜眼鏡はマジで塩漬けのシオシオのパーに処します。
 
 楽しかった思い出も、エステルと一緒にいた時期もどこか他人事のように感じて・・・。
 そんな自分だからこそ、もうヒトとしてとことん終わってしまった自分なんかが、みんなを照らすお日様のようなエステルと一緒にいることなんてできないし、許さない。
 
 だからここで、別れるべきだと、もう追いかけてほしくないと。

 そういうエステルを気遣って遠ざけようとする時点で・・・まだ「残ってる」と思うんだけどなぁ・・・。
 大体「それを他人事のように感じる」ってそう切り離そうとするっていう意思はどこから生じてるの?

 そんなヨシュア君に対して・・・




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 うん、ここから先がエステルのターン。
 まさに一刀両断。
 見てるこっちが鮮やかに感じるくらいのさっぱりすっきりした断言。

 ヨシュアに置いて行かれて、一人になって、一人で食事をして、一人で街道を見て回って、それでも色んな人とふれあって、ヨシュアと一緒にいたころに出会った仲間たちと合流して、その間たくさんたくさんヨシュアのことを考えて、ずっとヨシュアが自分から姿を消したのかという答えを探し続けて、レーヴェからヨシュアの過去を聞いてやっとたどり着けた答え。

 「怖っただけ」

 自分のせいでカリンさんが死んだという認識、それを直視したくない小さい自分、それらを恐れてずっとハーモニカを吹き続けていた日々。

 そして《結社》という、その過去と、教授という悪しき手がエステルのそばまで押し寄せ、のたくってたいたという事実から来る恐怖。
 またもし、かつてのように、かつての自分が原因でエステルが酷い目に遭う前に、遭わせないように、その瞬間を作らせないようにするために。
 
 それでもヨシュアは「そんな恐怖感じさせないように調整されて~」と言い募ろうとしたけど、エステルからすればそんなの全く意味のない言い訳。
 家族が楽しかった日々を他人事のように感じてるのも、その終着点になってしまってる「お姉ちゃんの死」を思い出したくないから。だから無意識にそうあるように思いこもうとしている。
 なんというかその時のヨシュアの反応がぐうの音も言えないというよりも、エステルの言葉に初めて止まってた何かが動き出したっていうそんな感じがしたなぁ・・・。
 こう歯車がぎちぎち軋んだ音を立てながらッテ感じで

 そして《グロリアス》でわざわざエステルの前に現れた上での機関室の細工の発動。
 教授の計画をつぶすのを優先し、合理的に進めるのならエステルごと《グロリアス》を落としたほうがはるかに早い。
 なのにそうせずにあえて姿を現し、一緒に逃亡する道をとる。

 そんなエステルの安全を第一に選びとった上で、彼女がこれ以上深入りさせないよう別れようとする。
 その気持ちは本当にどこから生まれてるの?

 そうやって怖がって、自分にまで嘘ついて、そんなヨシュアだからこそ




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 ・・・・うん・・・いい・・・・。
 震える体を隠すように、背を向けてるヨシュアの背中に・・・自分は血で汚れてるから、そんな自分が日の下で生きてる人に触れることも、触れられることも許されないと、いつかの前にそんなこと考えてハンス君の手を取らなかったヨシュアの背中にそっと触れるのがなぁ・・・・
 ・・・・・・・・しんき先生ヨォ、ギルバート君の存在まるっとオミットしたけど、後の《ジェニス学園占拠事件》はちゃんとやるんですか!?;;;

 そのヨシュアの背中に、やっとやっと触れて、お互いがお互いを守れるように一緒に歩こうって・・・。
 FCのころに比べてエステルもずっと強くなって守られてるだけじゃなくなったから。
 ヨシュアがいればその力はずっと強くなれて、《結社》が何をしても絶対に死なないからって・・・。

 もうマルコピペするしかないよぉ・・・筆舌に尽くしがたい・・・。
 
 エステルが触れてるのはヨシュアの背中だけじゃなくって、背中越しにヨシュアの凍った心に直接触れて言ってる感じがしてさぁ・・・。
 だからだろうね、静かにやさしく、全部受け入れてそれでも一緒に歩んで行こうっていうエステルの言葉に・・・





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 やっと、真っ暗オーラ全開。どっかの暗殺者かなんかかみたいに目が死んでたヨシュアの目にハイライトが戻って、涙がさ、とどめなく零れ落ちてってさ・・・・。
 あの日、大好きなお姉ちゃんが死んだ時からずっとずっと泣いたことないのに、やっと泣いた。
 
 エステルも背中越しに抱きしめて抱きしめて・・・




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 っと、いうのが今回の話。
 やっとたどり着けましたね・・・・連載始まってから・・・10年・・・・10年って・・・・;;;;
 まあ、途中連載してるサイトが変わったり、FCからSCまでの期間があったり、なんでか打ち切り食らったりと色々とありましたし・・・私のほうも生活環境が大きく変わったりと色々とあったし。





 だからこそ、やっと紹介できたのもまた感慨深い。
 いつの時からなのかは自分でも忘れた(おそらくFC終盤ごろから)けど、一つ、決めて誓いを立ててたことが一つ。

 しんき先生が『空の軌跡SC』も連載することになって、エステルがヨシュアと再会するまでこれを絶対に宣伝や紹介しないこと。
 そして感想は毎回ちゃんと・・・まあ合併記事とか、Fateにドハマりしすぎてえらいことになってた時期もありましたが、ちゃんと書き続けようと。
 打ち切りとかそういうので描けなくなったら、そうなれば一生かけて守り通す誓いにしようと。
 たった一つの、やろうと思えば延々守りとおせる誓いですが、やっと果たせました。

 ・・・・ちなみに感想はこれからも、きつくはありますがちゃんと書きますので。

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